大谷翔平の手術回避 秘かに喜ぶチームとNHKの思惑

野球週刊新潮 2018年8月9日号掲載

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 フィーバーに沸く最中での故障者リスト入り。結局、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(24)は、PRP治療なるものを施され、打者としては復帰できたものの、未だマウンドに立てるメドは立っていない。しかし、なぜか、チームやメジャー中継をするNHKはこのまま二刀流を捨ててくれるかもしれないと、密かに喜んでいるという。

 ベーブ・ルース以来の本格派二刀流として、鳴り物入りでメジャーデビューを果たした大谷。

 メジャー関係者によれば、

「ピッチャーとしては4勝1敗防御率3・10、バッターとしてはホームラン6本と好成績を残していましたが、6月8日に右肘内側側副靭帯損傷のために故障者リスト入りした。大谷がその前日に、PRP治療を受けていたことも明らかにされました」

 PRP治療とは、どのようなものなのか。

「最近、メジャーで注目されるようになった関節痛などの治療法です。選手自身の血液を採取し、遠心分離機にかけ、血小板が濃縮されたPRP組織を抽出。患部にそれを注射すると、自然治癒力を高められるのです。日本人メジャーリーガーでは、斎藤隆やマー君がその治療を受け、ピッチャーとして再起しています」

 とはいえ、失敗例もあるという。

「大谷の同僚で、今シーズンの開幕投手を務めたギャレット・リチャーズや左腕のアンドリュー・ヒーニーらもPRP治療を受けました。でも、結局、肘は回復せず、トミー・ジョン手術に踏み切っています。これは1970年代から行われている手術で、損傷した肘の靭帯を切除し、前腕などから正常な腱を移植する。これまでに日本人でも、村田兆治や桑田真澄、松坂大輔など大勢の投手がこの手術を受けています」(同)

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