「小林麻耶」の結婚、もっとも安堵したのはアノ女性

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裏方としての妻

 梨園関係者によれば、

「海老蔵が、2020年までに市川團十郎を襲名するのは既定路線。歌舞伎の興行主である松竹は、日本の伝統文化である歌舞伎を東京オリンピックで世界にアピールしたいと考えている。その際、大名跡である市川團十郎の不在は避けたいのです」

 襲名披露に向け、裏方仕事をこなす妻の存在は重要になってくるという。

「贔屓筋への挨拶、お礼状や付け届けの手配など、やらなければならないことが山ほどあります。また、歌舞伎役者は、舞台で見事な演技をするために精神的安定が必要です。実際、海老蔵は麻央と一緒になってから、“演技に艶が出た”と高評価を受けるようになった。他方、片岡愛之助は藤原紀香と結婚後、“伸び悩んでいる”と言われるようになりましたが……。いずれにしろ、歌舞伎役者には陰ながら支えとなる妻が欠かせません」(同)

 そこで、海老蔵の再婚相手の候補に麻耶の名前がまったく挙がらなかったわけではないという。妹の麻央を通じ、歌舞伎界のしきたりに多少なりとも触れ、なにより子どもたちが懐いていることが理由だった。

「でも、海老蔵の母親である希実子さんのお眼鏡にかなわなかったようです。テレビに出るためのキャラづくりだとしても、40歳近くになってぶりっ子キャラを続けているようでは、到底、内助の功は発揮できないと見て取られた。現に、希実子さんは、歌舞伎担当の記者などを前にして“麻耶さんは、梨園の妻として海老蔵を支えるのに相応しくない”と公言していました」(同)

 梨園の妻失格の烙印を押されたために、麻耶は海老蔵を諦めざるを得なかったのか。麻耶の生殺しからの解放に、最も胸を撫で下ろしているのは希実子さんだったようである。

週刊新潮 2018年8月9日号掲載

ワイド特集「台風一家」より

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