元・乃木坂46「畠中清羅さん」結婚 夫の故郷で見せる“妻の顔”明かす

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 人気アイドルグループ、乃木坂46のメンバー経験者の中で結婚第1号だという。元メンバーで女優の畠中清羅(せいら)さん(22)が、6歳年上でテレビ局勤務の慎哉さんと結婚式を挙げたのは6月23日のこと。仕事の都合で慎哉さんの地元・山口県に昨秋から移り住み、県内で挙式した。

「下見で行った大聖堂に一目惚れして会場を決めました。当日はスケジュールの都合で乃木坂のメンバーは来られなかったのですが、(西野)七瀬や秋元真夏、齋藤飛鳥など同期メンバーからの祝福のメッセージをもらいましたよ。ケーキを食べさせあうファーストバイトで、旦那の顔にケーキをぶつけたのも印象に残っています」(清羅さん)

 幸せなひと時を思い出し、表情も一層柔らかくなる清羅さん。プロポーズは慎哉さんからだったというが、

「去年の夏、東京タワーの見えるお店を予約してくれたんです。そんなこと今までなかったので、期待していました。でもデザートを食べ終わっても何もない……。シャイな性格と分かっていたので、帰り道に『言わなくていいの? 大丈夫?』って私から聞いたんです」(同)

 慎哉さんによれば、別のタイミングでプロポーズする予定もあったようだ。

「その半年前に婚姻届も準備してプロポーズするつもりでした。が、飼い犬を入れる鞄の中に婚姻届を入れてたら、デート場所に着いた時には犬がクシャクシャにしてしまって」(慎哉さん)

 入籍は昨年8月29日だが、

「二人で焼肉屋に週3で行くほど好きなので、“焼肉の日”にしました」(同)

 と、二人の雰囲気が分かるエピソードが満載だ。

 人気グループの元メンバーを慎哉さんは、どう射止めたのか。ファンならずとも気になるところだが、

「実は、会った当初は乃木坂46の元メンバーということは知りませんでした。友人の紹介で会って、普通に可愛い子だな、と思って仲良くなって。その後、妻が当時働いていた都内のカフェにも客として顔を見せるようになり、距離が近くなっていきました」(同)

 その後、メンバーだったと打ち明けられても、特に動じなかった。

「芸能界とかは関係なく、真面目な子ですからね。自分より家族を大事にするところが良いなって」(同)

 家族思いの清羅さんは義理の両親とも仲が良く、

「山口に移ってからは、ご両親と一緒にランチに行く時間が楽しい」(清羅さん)

 と、知り合いがいない新天地での慣れない生活にも、徐々に順応しているようだ。

 大分生まれの清羅さんは、2011年に乃木坂に加入。15年の卒業までの4年間を、

「普通の青春ではなかったけど、人と違う人生を楽しめたのはすごく良かった」

 こう振り返るが、今では、

「山口に引っ越してから、家で夜ご飯を食べることが増えたので、作って旦那の帰りを待ったり、家事は全般私がやっています」

 と、すっかり妻の顔だ。

 自身が主演を務める舞台『従軍看護婦〜女たちの戦場〜』が、今月7日から池袋で始まるため、現在は東京で生活している。

「再演ですが、新婚旅行で沖縄へ行って、ひめゆりの塔や旧海軍司令部壕を巡り、当時の方々の想いを学んだ。私の環境の変化もあるし、前回との違いを観て頂ければ嬉しいです」(同)

 現在、山口県内のCMにも2本出演中の清羅さん。

「今後は山口県の食レポや、番組MCなど色んなことに挑戦していきたいですね」

 慎哉さんのテレビ局で活躍する日も近いかも。

週刊新潮 2018年8月9日号掲載

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