半年間で540万個販売……「Sozaiのまんま」シリーズの人気の秘密は?

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 一時、お菓子をレシピに利用することも流行った――が、これはおかずを菓子にしてしまった、いわば逆転の発想だ。UHA味覚糖の「Sozaiのまんまシリーズ」の秘密を探る。

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 茸、ごぼうならまだしも(これとて変だが)、コロッケ、もやし炒め、海老焼売、野菜炒め、鶏肉とナッツ炒め、青椒肉絲、こてっちゃん牛もつ炒め――もはやスナックの範疇を超えている。

 UHA味覚糖から発売されている「Sozaiのまんまシリーズ」である。

 第1弾の「茸のまんま」が発売されたのが2016年のこと。作り物ではなく、本物の椎茸を真空フライして、素材の味を閉じ込めたスナック菓子だ。これが評判を呼ぶと、次から次へと商品を増やして、わずか半年間で累計540万個、これまでに20種以上が販売されている。

 噛み応えはサクサクとしたスナック菓子だが、味は本物そのもの。特に呑み込むときに、素材の風味を感じることができる。SNSによれば、これをおかずにご飯を食べる人が続出 しているという。

 キャンディを中心とするお菓子メーカーから、なぜこのようなスナックが生まれたのか、UHA味覚糖に聞いてみた。

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