ロンブー淳、5億円豪邸を新築 本人語る“真面目路線”転換のワケ

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自分なりの問題意識

「淳の看板番組と言えば、やはり、『金曜★ロンドンハーツ』です。19年間も続いていますが、PTAから子どもに見せたくない番組だと批判されても、下品な番組作りをウリにしてきました」

 と解説するのは、芸能記者である。

「でも、2013年に元モデルの香那さんと結婚してからは真面目な番組の仕事も引き受けるようになった。『池の水ぜんぶ抜く大作戦』のような教育的な番組に出たり、『田村淳の訊きたい放題!』では学者やジャーナリストをゲストに呼び、社会問題などを取り上げている。さらには一念発起し、今冬に青山学院大学を受験した。結果は不合格でしたが、それでも諦めずに、慶応大学法学部の通信教育課程に入学。かねてから噂されている政界進出への準備かもしれません」

 では、ここで淳本人に話を聞いてみよう。

「一軒家を建てたからと言って、一国一城の主になったつもりもないですし、終の棲家と決めたわけでもありません。そもそも、東京での生活に拘っているわけでもないので……。政治家に転身ですか? それは、まったくないですよ。もし、政治家になりたかったら、もっと前に芸能界をやめています」

 真面目路線への方向転換についても、そんなつもりはないという。

「ただ、僕が得意とするバラエティ番組で、自分なりの問題意識を視聴者に伝えたいという気持ちは持つようになりました。そのために、もっと法律を知っていれば、面白い番組作りができるのではないかと。だから、大学で法律の勉強がしたかったわけです」

 もう、誰も「チャラ男」とは呼ばないはずである。

週刊新潮 2018年7月19日号掲載

ワイド特集「おしゃべり金魚 浮き沈み」より

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