東京医大の裏口事件、「点数操作」はいかにして行われたか 当世“裏口入学”事情

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 文科省の私立大学支援事業を巡る汚職事件で、科学技術・学術政策局長を務めていた佐野太容疑者(58)が受託収賄容疑で逮捕された。支援について佐野容疑者が助言する見返りとして、東京医科大学の臼井正彦理事長(77)と鈴木衛学長(69)は、同大を受験した佐野容疑者の息子の点数にゲタをはかせるよう指示したとされる。

 支援対象に認定された同大は5年間に亘り1億5千万円までを受け取ることになっていた。1.5億円の税金で医大生の資格を買った、前代未聞の裏口入学である。
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