稲垣吾郎が新宿2丁目で男性とキス! 映画「ばるぼら」打ち上げで見せた解放感

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 ゲイタウンとして名高い東京・新宿2丁目――。7月11日、この街のとあるクラブで、元SMAPの稲垣吾郎(44)が撮影監督として名高いクリストファー・ドイル(66)からキスされたというのだ。

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 とはいっても、2人だけで店にいたわけではない。二階堂ふみ(23)やヴィジュアリストの手塚眞(56)の姿もあったという。

「手塚治虫(1928〜1989)原作の映画『ばるぼら』の打ち上げですよ。『女性自身』(7月24、31日合併号)で報じていますが、6月末のクランクアップの挨拶で、稲垣さんが『あれ、おかしいな……』と言葉に詰まると涙を流したという、手塚治虫の息子・眞氏がメガホンを取るあの映画です。さすがに2丁目での打ち上げには、稲垣さんも『こんなところでやるのは初めて』と驚いていたそうです。ヒロインの二階堂さんは、上機嫌で踊っていたそうですよ」(映画関係者)

 もっとも、打ち上げに新宿2丁目を選んだのは、吾郎ちゃんにゲイ疑惑があるからというわけではない。「ばるぼら」の原作では、異常性欲者の悩みを抱える耽美派作家の「美倉洋介(稲垣)」と、アルコール依存症で自由気ままな「ばるぼら(二階堂)」が出会うのが、新宿駅なのだ。

「美倉はばるぼらと一緒に暮らし始め、作家として成功します。しかし、彼女の自由気ままぶりが許せず家から追い出すと、作品も書けなくなってしまう。ばるぼらは、実は芸術の女神の化身だったというもの。クライマックスも壮絶で、手塚作品には珍しいモノ。あまりメジャーな作品ではありませんが、手塚ファンとして有名な立川談志さん(1936〜2011)も、好きな作品には必ず『ばるぼら』を挙げたほどで、ファンには評価も高い。この連載が『ビッグコミック』でスタートしたのは1973年7月なんですが、翌8月に手塚さんが社長をしていた出版社の虫プロ商事が倒産し、同年11月にはアニメ会社の虫プロダクションも4億円もの負債を抱えて倒産。手塚さんは自宅も失って、どん底にいた時期になります。それでも、執念で復活の道を探り始めた記念碑的な作品でもあるんです」(芸能記者)

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