石橋貴明「たいむとんねる」低予算で視聴率を上げるのは至難の業?

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江夏を呼んで2.8%

「『たいむとんねる』というタイトル通り、昔話に花を咲かせるトークバラエティですが、数字的には成功とは言いがたい。初回の工藤静香(48)の時が平均視聴率3.9%(以下、ビデオリサーチ調べ:関東地区)、2回目のDJ KOO(56)が2.9%と早くも3%を割り、3回目の千原ジュニア(44)で3.0%、4回目の柳沢慎吾(56)で4.7%と3~4%台を彷徨っています。それでも5月28日に放送された第7回には、めったにバラエティに出ない江夏豊(70)を招いて、帝京高校野球部出身の石橋と濃密な野球談義が期待されていたんです。石橋自身は楽しんでやっているようなのですが、結局、視聴率は2.8%と番組スタート以来最低を記録してしまいました。自分たちばかりが楽しんでいて、視聴者の置いてけぼりが、あからさまに数字となって表れたのです。結局、石橋と話の合う相手でないとゲストも務まらないので、キャスティングがなかなか決まらないと言われているのですが、ここまで数字が悪いとゲストに呼ばれてもメリットがない。今後はさらにゲストを決めるのに苦労することになるでしょうね。そうした中で、6月11日の放送では石橋の弱気な発言が流れたわけです」(同)

 そしてこの日の日刊スポーツWeb版には「石橋貴明は『めげない』低予算でもバラエティ魂」と題したインタビューが掲載された。

「視聴率の低さは認めており、〈もっと上げますよこれから〉と答えていましたね。しかし、予算がないことから、〈サッカーW杯とか高校野球100回大会とかやりたかったんだけど、映像が高くて借りられなかった〉とも言っています。『みなさん』とは勝手が違うジレンマもあるのでしょう。でも、いくら視聴率が低いとはいえ、9月で番組が打ち切りなんてことはない、少なくとも1年は続くと見られています。『みなさん』も最後のほうは、数字が取れないくせに予算ばかり使う番組と言われていましたが、石橋貴明がフジの黄金期を支えた芸人の一人であったことは間違いありません。番組を打ち切って、翌年の住民税が払えないなんてことにはさせられないわけですよ。石橋は相方の木梨憲武(56)も所属する事務所の社長でもありますしね」(同)

「たいむとんねる」はスタジオ収録ということもあって、予算は確かに安いという。それでも事務所社長である石橋には200万円のギャラが支払われるという。ちなみにサブのミッツマングローブが50~80万円。ゲストは平均30万円とか――。

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