大泉洋は絶対王者、「TEAM NACS」安田顕に肉薄する音尾琢真

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音尾が安田を喰う?

 NACSに下ネタは欠かせないともいえるのだが、メンバーのツートップといえば大泉と安田だった。そこに音尾が食らいつく勢いだというのである。

「音尾は映画では、今年だけでも『祈りの幕が下りる時』(東宝=1月27日公開)、『サニー/32』(日活=2月17日公開)、『ラブ×ドッグ』(アスミック・エース=5月11日公開)、『孤狼の血』(東映=5月12日公開)、『検察側の罪人』(東宝=8月24日公開予定)、『止められるか、俺たちを』(若松プロダクション/スコーレ=10月13日公開予定)の6本に出演しています。来年はNHKの朝ドラ「なつぞら」にも出演が決定しています。すでに戸次を追い抜き、安田に追いつこうかという勢いです。安田が出演していた『下町ロケット』(TBS系)の続編がこの秋放送といわれていますが、同じ池井戸潤(54)作品である『陸王』(TBS系)に出ていた音尾が奪ってしまうこともあり得ます」(業界関係者)

 もっとも「大泉との差はまだまだ埋まらない」と、ぼやいていたのは5月18日に放送された「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)の「本音でハシゴ酒」でのこと。

「ぼくが現場行く時には自分で運転したり、電車とかタクシーで行かしてもらったりするんですけど、大泉は常に事務所の車で送迎あります。大泉だけですよ、5人の中で1人だけ……やっぱり売上高が違うらしくて」(音尾談)。

 芸能記者も頷いて「1本のギャラは4~5倍の差があるとも聞きますね」と言う。

 大泉は今年、映画では「恋は雨上がりのように」(東宝=5月25日公開)、「焼き肉ドラゴン」(KADOKAWA=6月22日公開)、「パパはわるものチャンピオン」(ショウゲート=9月公開予定)、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(松竹=今冬公開予定)があり、そのうち2本が主演。ドラマでも6月25日に放送される「あにいもうと」(TBS系)は、山田洋次(86)脚本・石井ふく子(91)プロデュースのコンビで、72年に渥美清(1928〜1996)と倍賞千恵子(76)が演じた作品のリメイク。もはや山田監督に喜劇人として認められたようなもの――。

 なかなか差は埋まらないか?

週刊新潮WEB取材班

2018年月30日掲載

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