いじめっ子から悪女、肝っ玉母さんまで……「足立梨花」は無駄が嫌いな頭の切れる女

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 悪女と元気な母ちゃんを演じ分ける……まだ25歳ながらキャリアは10年になる足立梨花。NHKの朝ドラ「あまちゃん」で敵役を演じていじめっ子を極め、さらなる悪女へ。かと思えば、バツイチの元気な母ちゃんもそつなくこなす。そろそろ化けるかも。

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 かつて足立はインタビュー(京都新聞:2015年6月2日付)にこう答えている。

「初めて会った人に『意外といい人なんですね』と言われることが多くて……」

 2013年に放送され大人気となったNHKの朝ドラ「あまちゃん」では、足立は能年玲奈(24、現・のん)演じる主人公をいじめる敵役(アイドルグループ“アメ女”のセンター)を演じた。これがあまりにハマったために、能年ファンからの批判が続出――。

 そのイメージが強いために放送から2年が過ぎても「意外といい人」となるのである。だが当人はそれを意に帰さない、というより前向きに捉えているようだ。

「でも演技が伝わったということなのでうれしい」(前出・京都新聞インタビュー)

 最近ではさらに拍車がかかっている。今年(18年)4月14日~6月23日までBSジャパンで放送された「噂の女」(7月よりテレビ東京で再放送)は、奥田英朗(58)原作の同名小説(新潮文庫)のドラマ化。主演の足立は、周りの男たちが次々と急死を遂げる、黒い噂の絶えない悪女・糸井美幸をひたすら演じた。

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