浅野忠信の所属事務所がピンチ 次に移籍が噂されるのは“あの2世俳優”

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工藤阿須加の人気急上昇も、影響を与える?

 鍵を握るのは、ずばり三浦貴大だという。ご存知の通り、兄の三浦祐太朗(34)も、シンガーソングライター、俳優として活躍しているが、注目すべきは、三浦祐太朗の所属事務所だ。

 ドリームゼロワンと言い、公式サイトは「三浦祐太朗のアーチスト・マネジメント業務を行う」としている。ホリプロに務めていた男性が社長を務めているが、個人事務所という雰囲気も伝わってくる。

 つまり三浦貴大からすると、簡単に移籍できる事務所が存在するわけだ。いざとなったら、兄の元へ行けばいいことになる。

「アノレは映画に強く、三浦貴大も最初はスクリーンで強烈な存在感を放ちました。日本アカデミー賞や報知映画賞、キネマ旬報のベストテンで新人賞を総なめにしたのは当然でした。ところが最近、プロ野球・ソフトバンクホークスの監督を務める工藤公康さん(55)の長男、工藤阿須加(26)が似たポジションで売れつつあります。テレビにも出ているが、評価の高い映画に出演し、魅力を発揮するという戦略ですね」(同)

 このやり方は、役者冥利に尽きるのは事実だ。だが事務所の経営を考えると、映画やテレビよりCMの出演が増えれば大助かり、という冷徹な現実がある。

「三浦にとって、事務所の社長が不祥事を起こしたという“足枷”は決して軽くはありません。特にCM出演にとっては逆風でしょう。しかも、意欲的な映画作品に出演できるチャンスも減っている。ならば思い切って心機一転、兄の事務所に移籍するという決断を下すかもしれません」(同)

 アノレから三浦貴大も抜けたとなると、単なる業界ニュースでは済まなくなる。芸能メディアも注目し、事務所崩壊の危機もありえる。

 浅野忠信にとっては最悪のシナリオだが、唯一の救いは、新井浩文が事務所に恩義を感じており、今のところ移籍を考えていないことだそうだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月27日掲載

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