ヤミ民泊マンションになっていた「水戸泉部屋」 親方は「騙された」

スポーツ週刊新潮 2018年6月21日号掲載

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 相撲で言うならば、まさに禁じ手というほかあるまい。近頃、民泊新法の施行に伴い、ヤミ民泊の話題がニュースで取り上げられる機会が多い。そんな折も折、大相撲の錦戸部屋の建物には、連日のように外国人旅行者がゾロゾロ。実は、相撲部屋のマンションが、ヤミ民泊になっていたのだ。

 元水戸泉こと錦戸親方の相撲部屋は、国技館からほど近い墨田区にある。土俵が地下1階にあり、地上5階建て。1階2階部分を相撲部屋兼住居として使い、3階から上の10部屋ほどを賃貸マンション「MITOIZUMI」の名で貸し出していた。所有者の名義は親方だ。

 近隣住民が言う。

「そのマンションに近頃、リュックやキャリーバッグを持った外国人旅行者が出入りしているのです。ポストを開けて、小さな缶の中から鍵を取り出して建物内に入って行く。これは民泊だな、とピンときました」

 6月の第2週、週末から日曜に掛けてマンションを覗いてみると、4人の子供を連れた欧米系の男女や、アジア系の親子など、計3組が出入りしていた。

 錦戸親方は一昨年、22歳年下のソプラノ歌手と結婚。しかし、新妻にうつつをぬかしているうちに、部屋を辞める弟子が続出したことを本誌(「週刊新潮」)が報じた。いよいよ部屋の運営が火の車で、民泊経営に手を出したのか。

 民泊を巡っては、騒音やゴミ出しで近隣トラブルなどが多発し、社会問題に。従来の法律ではカバーしきれなかったため、昨年、民泊新法を制定し、今月15日から施行された。錦戸部屋のある墨田区によれば、

「新法施行後は一定基準を満たし、届け出をすれば民泊施設として利用可能です。施行前でも、合法的に宿泊施設を運営するなら、旅館業法に基づく営業許可が必要になります」

 違法と判断されれば、施行前は3万円以下、新法では最高100万円の罰金が。もちろん、親方のマンションは宿泊施設としての届けは出されていないのでヤミ民泊ということになる。

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