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女児監禁から考える 夏休みの子どもを犯罪から守るには「不審者」ではなく「景色」に注目
夏休みを目前に控えた7月中旬、岡山県倉敷市で小学5年生の少女が誘拐・監禁されるという事件が起きました。
幸い5日後に無事保護されましたが、母親が事前に不審車両について警察に相談し、少女にGPS機能付き携帯電話を持たせていたにもかかわらず、事件を未然に防ぐことはできませんでした。
おそろしい犯罪者の手からこどもたちを守るには、いったいどうしたらいいのでしょうか。
犯罪学を専門とする小宮信夫立正大学教授は、著書『犯罪は予測できる』(新潮新書)で、「不審者」ではなく「景色」に注目すべきだと語っています。...
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「横山ゆかりちゃん誘拐事件」は「連続殺人事件」のひとつなのか 犯人へのメッセージを父親が綴った
群馬県太田市で当時4歳だった横山ゆかりちゃんが行方不明になった事件から、20年が経つ。長年、この未解決事件を取材してきた日本テレビ報道局の清水潔氏が、「新潮45」に「犯人よ、聞いてくれ」を寄せている。
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事件の現場となったのは、家族で訪れたパチンコ店『P』。パチンコに興じる両親を店内で待っていたゆかりちゃんは、母親の耳元で「優しいおじちゃんがいる……」とささやいたのを最後に、姿が見えなくなった。
この時、店内の音でよく聞き取れなかった母親は「ついていっちゃ、いけないよ」と注意し、ゆかりちゃんは店内の長イスの方へ向かって行ったという。...
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