江川卓、朝日新聞の「始球式参加」要請を拒否 本人が明かしたその理由

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 夏の甲子園は、今年の開催で100回目を迎える。大会を盛り上げるべく主催の朝日新聞社は大張り切りだが、そんな記念ムードに水を差す騒動が起きていた。

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 朝日新聞の力の入れようは、試合ごとの始球式に、甲子園を沸かせた往年の名選手を呼ぶ計画からも見て取れる。

 朝日新聞の力の入れようは、試合ごとの始球式に、甲子園を沸かせた往年の名選手を呼ぶ計画からも見て取れる。

「星稜高校のゴジラこと松井秀喜から了承を得ていますし、他に、1983年に、史上4校目となる夏と春の連続制覇を果した池田高校の水野雄仁も快諾している」(さる朝日の社員)

 となれば当然、92奪三振の記録を持つ作新学院の“元祖怪物”こと、江川卓(63)も候補に挙がったのだが、江川サイドからの返事は“ノー”。読売グループのライバルにあたる朝日新聞の仕事ができない“縛り”があると、説明されたという。

 読売は江川の古巣であるし、現在も日本テレビの番組に出演していることも関係しているのか。だが読売グループ本社広報部は「初めて聞く話です」と、しがらみを否定。ならばと江川本人に参加拒否のワケを尋ねたところ、

「僕は甲子園で優勝していないので、格好悪いという思いがある。誤解してほしくないのですが、決勝に行かなかった選手が始球式に出るのはふさわしくないという意味ではない。僕が単純に出て行くのが好きではないんです」

 という答えが返ってきた。しかし一方、江川には、人前に出ることへの“トラウマ”があるという証言も……。6月14日発売の週刊新潮で詳しく報じる。

週刊新潮 2018年6月21日号掲載

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