「高畑淳子」がいまだ唱える“裕太は悪くない” 女優業に影響の懸念

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バッサリとカット

 打ち明けるのは、さるテレビ局関係者である。

「実際の現場はなかなかキツかったと聞いています。放送でも『私は世の中全部恨んでいるところもある』なんて淳子さんの発言を流しましたが、実際はもっとすごかったというんです。『裕太はハメられた』とか、『無実だ』とか。そりゃ不起訴に終わってますし、母親ですから気持ちは分からなくもない。それでも被害女性とは示談していることが前提の処分なわけで、まったくの無実というのはさすがに。番組側としても、裕太の近況について喋ってもらおうくらいの軽いつもりだったのが、淳子さんが熱くなっちゃって大変だったそう。もちろん、その辺はバッサリとカットになっていましたけれど」

 現場スタッフと高畑の間には、裕太の事件について温度差があるというのだ。

 先に紹介した「女性セブン」では、お蔵入りになった高畑の手記についての言及もある。ある月刊誌のインタビューに高畑が応じたのだが、そこで彼女は〈不起訴になったことで、“やっぱり裕太は悪くなかった。冤罪だったと証明されたようなものだ”と本音を熱く語った〉(記事より)という。結果、喋りすぎたと手記の企画はお蔵入りに。これが事実だとすれば、梅沢の番組での態度にも納得がいくというものだ。

 これを受けて、先の芸能記者はこんな懸念を漏らす。

「もし裕太の復帰に期待しているというのであれば、正直言ってかなり難しい。裕太より業界需要があったベッキー(34)だってマトモに復帰できていないし、似たケースでいえば小出恵介(34)だってそうでしょう。もともと演技力があるわけではないし、良くて“主役の友だち”的なポジションクラスの役者だった。淳子さんは復帰させたいと考えていたとしても、それを飲み込んだほうがいい。下手をすれば自分の仕事に影響が出てしまうかもしれません」

 高畑は、昨年6月に連ドラに復帰し、今年の頭には厚労省とタイアップしたドラマ「隣の家族は青く見える」に出演。いわば“お役所”からも認められている。そして何より見逃せないのが、公共放送の大シゴトだ。

「広瀬すず(19)が主演するNHK朝ドラ『なつぞら』です。配役を見る限りでは端役ですが、とはいえクリーンなイメージが求められる仕事であることは間違いない。せっかく裕太のマイナスの印象がつかずにここまで来られたのに、“自爆”をしてはもったいないですよ」(同)

 裕太もいい年である。ママが手を差し伸べなくてもやっていけるのでは。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月9日掲載

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