矢部太郎「結婚相手は大家さんと面談で」 手塚治虫文化賞受賞に喜び

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 漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞したお笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎が、6月7日、都内で行われた贈呈式に出席し「こんな嬉しいことはない」と受賞の喜びを語った。

『大家さんと僕』は、矢部と88歳の大家さんとの日々を描いた実話ベースのエッセイ漫画。昨年10月31日に単行本として刊行され、現在までに累計30万部を突破するベストセラーとなっている。

 贈呈式に先立ち行われた囲み取材には、作中に登場するガサツな先輩芸人のモデルとなった「130R」のほんこんと板尾創路、石田靖、俳優の木下ほうかが駆けつけた。

 ほんこんは、作中の「そのうち遺産もらってってなるんちゃうか?」という先輩芸人の言葉を持ち出し、「俺確かに言うたよ! 盗作やないかい! 無断使用や! 事務所どこや! 一緒やった」と笑いを誘った。家が近いことから親しくなったという木下ほうかは、矢部の受賞について「めでたいことですし、名誉ですけど」と称えながらも、「以前は週4とかで会っていたのに、最近既読スルーで、会ってくれない。調子に乗ってる」と、不満を明かした。

 今後の目標を聞かれた矢部は「結婚したいです!これを機にいい人がいたら」と結婚願望を明かし、「同棲するの?」という質問には、「大家さんと面談して、許可してくれたら」と、大家さんとの絆を感じさせた。
 また映画化する場合の大家さんのイメージは「ものすごいゆっくりしゃべる黒柳徹子さん」と矢部が明かすと、板尾が「それだったら徹子の部屋に出たらいいやん」とツッコミを入れ、会場を沸かせた。

 最後にコメントを求められた矢部が「今日は先輩にわざわざ来ていただくなんていいのかなと思ってたんですが、すごいみなさん良い働きをしてくれて…」とボケると、一同大爆笑。先輩達の総ツッコミを受けながら、矢部は「みなさんのおかげで漫画が描けました。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

デイリー新潮編集部

2018年6月7日掲載

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