低迷する石橋貴明・新番組「たいむとんねる」で囁かれるミッツ“戦犯”説

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ネタも通じず

 また、ウケ狙いが高じたのか、第5回ゲストの東は、話を盛りすぎた。ラジオ「ビートたけしのオールナイトニッポン」で、師匠のビートたけし(71)に騙されてヒッチハイクなどを駆使して石垣島にたどり着いたものの、帰る金が無い。師匠から“そこから台湾が見えるだろ、密入国すればタダで強制送還される”というアドバイスを受け、実行したというのである。

 彼らの当時の芸風を知るものにはネタとしか聞こえないのだが、ネットでは〈すごい!〉と賞賛する声、〈嘘だ!〉と憤る声に分かれた。日刊スポーツ(デジタル版)まで「東国原氏、台湾に密入国して強制送還?の過去告白」などと記事にしてしまったこともあってか、東は放送の翌日にTwitterに真相を告白することに。

〈あははは(笑)正確に言うと、当時、台湾に渡る小船があって、それに乗せて貰い、トライはした。が、パスポートを持っていない事がばれ、途中で連れ戻された。まぁ、だから、未遂というか、準密航というか(笑)。〉(東国原氏:5月14日のTwitterより)

「当時のノリというのは、若い世代には通じにくいのかもしれません。そもそも、あれほど『みなさんのおかげでした』が終了すると話題になったにもかかわらず、最終回の視聴率は9.7%でしたからね。月曜夜11時の新番組で2桁取れるとは思えません。それならば、とんねるず世代に特化して見せることを考えたほうがいいのかもしれません。とんねるずならではの内輪で盛り上がる“部室芸”です。帝京高校の野球部やサッカー部のノリ、とんねるずを中心に仲間も巻き込んで大騒ぎする感覚を、とんねるず世代は見たいのではないでしょうか。それに昔話というなら、相方のノリさん、木梨憲武(56)は欠かせません。『たいむとんねる』でなく『たいむとんねるず』として、2人で昔話をしてもらい、ゲストも呼んで大騒ぎ。低予算でギャラが出ないといっても、友情出演で集められるはずですよ。とんねるず世代が面白がって話題にすれば、若い世代も引き込まれていくと思いますけどね」(同・放送作家)

 やっぱり貴明の相方は憲武でないと。

週刊新潮WEB取材班

2018年5月25日掲載

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