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朝ドラ好発進、母役「松雪泰子」「原田知世」の貫禄
40代後半以降の世代には、何とも懐かしい2人である。4月からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」で、主人公の楡野鈴愛(すずめ)と同じ日に同じ産院で産まれた萩尾律のそれぞれ母親役を務める、松雪泰子(45)と原田知世(50)だ。
松雪の演じる晴(はる)は大衆食堂のおかみ、一方の原田が演じる和子(わこ)は裕福な写真館の奥様。対照的だが、2人とも舞台となる「ふくろう商店街」きっての看板美人、何より優しい母親でもある。
ヒロイン役が登場するまで子役が主人公を演じ、脇役陣がドラマを支えるのがいつもの朝ドラのパターンだが、今回は特に“懐かし”の2人が引っ張る。...
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飽きない才能/『高峰秀子 夫婦の流儀』
ごく稀に、「互いに飽きない夫婦」がいるものです。結婚生活が長く続いても、ずっと新婚のように仲の良い夫婦が。
普通の夫婦生活を送る人は、「飽きない夫婦」を見て、言います。「ああいう夫婦さえいなければ、私は幸せなのに」と。つまり彼我の夫婦像を比べて、「あんな夫婦も実在するというのに、うちは……」と、落ち込んでしまう。
高峰秀子・松山善三夫妻は、希少な「飽きない夫婦」の一例です。妻が女優という、夫婦関係を維持するのが最も困難そうな条件下において、その関係が良好に長続きした事実とその背景を、この本は教えてくれます。...
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