奇跡の87歳「八千草薫」に共演者も驚き 実践する秘密の美容法

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 齢(よわい)のことなど女性、ましてや大女優には失礼な話だろうが、敢えて言おう。「奇跡の87歳」こと、八千草薫である。4月から始まった新ドラマでは、変わらぬ可憐な姿が評判を集めるが、その若さを保つ奥義とは。

 里見浩太朗81歳、伊東四朗80歳、倍賞美津子71歳、西田敏行70歳――。各局が鎬(しのぎ)を削る春ドラマで、彼女は最高齢の演者として奮闘を続ける。出演するのは、金曜夜8時からテレビ東京系列で放映中の「執事 西園寺の名推理」。主演の上川隆也が仕える、資産家の貴婦人を演じているのだ。

「初回視聴率は、7・9%と2桁には及ばないものの、テレ東の平均視聴率はゴールデンでも6%程度なので、異例の好スタートです」

 とは、スポーツ紙の芸能担当記者である。

「ここ最近、八千草さんは毎年ドラマに出演し、年齢を感じさせない旺盛な活動を続けていると評判です」(同)

 実際、共演する女優・池谷のぶえさんに話を聞くと、

「八千草さんが現場に入っても、さほどメイク時間もかからず撮影が始まりますからね。たくさん化粧しているとは思えない。それなのに、お顔を拝見するとシミがなくて艶があり、所作も含めて内面から滲み出るような美しさを感じます」

 その秘訣については共演者も気になるところだが、

「いろいろとお尋ねしたいことはあるけれど、きっと“何もしていない”とお答えになるでしょう。撮影は3月からで、大半は御殿場など郊外ですが、野外でもお付きの方が八千草さんに日傘を差すなんて特別なことはせず、演技も含め自然体で穏やかな方ですから」

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