TOKIO会見で男を上げた「松岡昌宏」 これでポスト「東山紀之」は確定!?

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会見で評価はうなぎ登り

 明暗を分けるといえば、これほど劇的なケースも珍しいだろうか。TOKIOの山口達也(46)は契約解除に追い込まれ、松岡昌宏(41)は男を上げた。世論は前者の謝罪会見を「甘え」と切り捨て、後者は「歯に衣着せぬ発言」と称賛したのだ。

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 今一度、時系列を振り返っておこう。原点は4月25日。山口達也が女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検されていたことをNHKなどが報道。翌日に山口が謝罪会見を行うと、5月1日に東京地検が起訴猶予とする。そして4人のメンバーは2日に緊急会見を開いた。

 山口を除くTOKIOのメンバーによる緊急会見は、午後のワイドショーも冒頭から生中継で放送。だが、あまりに無意味な内容に世論は呆れた。山口が「辞表」を出したということ以外、会見の名に値する発表内容はゼロだった。

 しかも「辞表」は役員や公務員などが使うもので、ビジネス用語上は誤りという笑えないオマケまで付いた。正しくは「退職届」であり、当然ながらリーダーの城島茂(47)に渡すものではなく、事務所の責任者に提出すべきものだ。

 こうした不手際は、もちろん4人が責任を負うべきものではない。ジャニーズ事務所の危機管理能力が欠如しており、世論の動向を読み誤ったことが根本原因だ。SMAPの謝罪生中継でもそうだったが、山口の謝罪会見に引き続き、TOKIOのメンバーによる緊急会見でも、またもや致命的なミスを犯してしまったことになる。

 しかし、ジャニーズ崩壊論がリアリティをもって取り沙汰される中、唯一といっていい“成果”が松岡の発言だった。そのいくつかを振り返っておこう。

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