オートレーサー森且行が「競艇」「競輪」のイベントに引っ張りだこのナゼ?

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かなりの過密スケジュール

 まさに東奔西走だ。特に3月30日には愛知県蒲郡市でイベントを行い、翌31日には石川県内を回っている。担当記者が語る。

「もともと森選手は『オートレーサーとしての自分を見てほしい』というプロ意識が強く、97年にデビューして以来、トークイベントなどの依頼は断っていました。そうした催しに足を運ぶのは、やはりSMAPのファンが圧倒的に多いと簡単に予測できるからです。ところが2000年代から公営ギャンブルの売上が右肩下がりとなり、16年には千葉県船橋市の船橋オートレース場が廃止となりました。オートレース界の危機意識は非常に強く、森選手をはじめとする人気レーサーはトークイベントなどのPR活動へ積極的に参加するようになったんです」

 オートや競輪、競艇、そして地方競馬といった公営ギャンブルは、関係者の交流が活発だという。競技の垣根を越えて友人となる選手が少なくないことも、森が全国を駆け回っている理由だろう。

 ちなみにパチンコの仕事も引き受けているのは、「CRオートレース~スピードスター★森且行!~」などの機種があるからだ。要するに、パチンコ店を回るのもオートレースの宣伝活動ということになる。

「率直に言って、森選手の集客力は桁が違います。どうしても他の選手より出席依頼は多くなってしまうわけです。貴重な休養日が減るわけですから、レーサーとして負担に感じても不思議はありません。謝礼も芸能人だったときと比べると、相当に安いはずです。こうした状況が苦痛だと大変なことになりますが、幸いなことに森選手がファンとの交流を楽しんでいるのは事実だと思います。全国各地を回り、地元の美味しい名物に舌鼓を打つこともエンジョイできるタイプなんです」(同・記者)

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