総選挙“卒業”もAKBは辞めない「指原莉乃」 それぞれの思惑

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“ポスト秋元康”

 AKB48総選挙公式ガイドブックにコラムを寄せているアイドル評論家・中森明夫氏の話。

「指原は、自身のタレント活動以外に、他のアイドルのプロデュースも行っています。“ポスト秋元康”の呼び声があるほどで、単なる一メンバーの枠を超えて運営側に片足を突っ込んでいる面がある。だからこそ、運営側もそう簡単に彼女を卒業させるわけにはいかないのでしょう。選挙に出馬しないのも、自分が出れば“どうせ1位は指原か”となって、結局イベントが盛り上がらないと考えたのだと思います」

 だが、逆の見方もある。スポーツ紙デスクは、

「いつまでも古参が残っていては、次の世代が育たない。スタッフの中には、彼女を辞めさせたがっている人もいますよ。でも、これまでの例に漏れず、グループを辞めた途端に人気が急落することを彼女は知っていて恐れている。だから辞めない。これまでの貢献もあるので、秋元康が引導を渡さない限り、無下にすることも出来ないというワケです」

 旅立ちの時を逃せば、グループ共々、廃(すた)れてしまいかねない?

週刊新潮 2018年4月12日号掲載

ワイド特集「旅立ちの時は来た」より

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