「仲里依紗」はベッドシーンも厭わず人気 夫・中尾明慶と年収を比べると……

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ベッドシーンも嫌がらない度胸

 駆け足で辿ってみたが、いずれも実力で勝ち取った役だ。「足が地に着いた売れっ子」という形容が相応しい。仲の“女優開眼”について、テレビ局の番組制作担当者が明かす。

「仲里依紗さんは2013年に俳優の中尾明慶さん(29)と結婚し、1児の母でもあります。なので制作サイドがベッドシーンを要請した場合、拒絶されることは珍しくありません。ところが仲さんは、必然性があれば引き受けてくれる。助演でも主演でも、しっかりとこなします。プロデューサーや監督、ディレクターなどからは『今、仕事をしたい女優』と人気が高いんです」

 まさに大絶賛なのだが、こうなると夫の中尾明慶に、どうしても焦点が当たってしまうのだという。

「中尾さんもテレビ番組で自嘲したことがありますが、いわゆる“格差婚”ですね。残念なことに、制作サイドが『中尾さんではないとできない役だからオファーしよう』と判断するほどには、中尾さんの演技は存在感や独自性を発揮できていません。年収にもダイレクトに反映されていて、中尾さんは月給制で月50万円、年収600万円ぐらいでしょう。一方の仲里依紗さんは年収3000万円台と言われています」(同・番組制作担当)

 仲里依紗は「ホリデイラブ」の制作発表会見で、「もし、ご自身が浮気されたら?」との質問を受けたことがある。すると「一生会わないであろう、海外に行ってほしい」と笑顔で回答し、話題を呼んだ。

 理由は「同じ時間に寝るんだとか起きてるんだって考えたくないので時差があるところにいってほしい。入国禁止にしてほしい」(オリコンニュース18年1月22日)ということだそう。不倫されて妻が激怒するのは当然だが、これだけ収入格差があるとなると、少し洒落にならない気もしてしまう。

「夫婦仲はとても良いそうなので、本当に冗談でしょう。離婚などは絶対にありえません。役者は結局、カネだけが目当てで仕事をしているわけではありません。人気や自身の演技力に対する評価が報酬となって表れるわけです。奥さんの大活躍を間近で見ているわけですから、中尾さんの奮起に期待したいですね。夫婦でブレイクすれば、絶対に盛り上がります」(同・番組制作担当)

 助演男優の世界では、高品格(1919〜94)や大杉漣(1951〜2018)のように、60代や40代後半という年齢で助演男優賞を受賞し、名優の評価が高まり仕事が殺到するという例は枚挙に暇がない。むしろ遅咲きの役者のほう方が、いい味を出す。そう中尾を励ましても「余計なお世話だ」と怒られるのかもしれないが――。

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週刊新潮WEB取材班

2018年4月9日掲載

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