彼氏と別れてお見合い、大遅刻… 昭恵“総理夫人”誕生秘話

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飲み会要員

 アッキーには、同じ電通グループ内に元カレがいたという。

「後に社長になる成田(豊)さんたちが考えを巡らせたんでしょう。例えば、その元カレを海外へ赴任させることで、晋ちゃんとの結婚への環境づくりをしたんです」(同)

 87年6月に2人は結婚。その際は今とは違って、洋子さんも手放しの喜びようだったのだが……。

 アッキーは前掲書で、

〈結婚したてのころは主人よりずいぶん早く起きて、お化粧もして、和食の朝ご飯をつくっていました。いつごろから崩れたのか、もう記憶は定かではありません〉

 と、良妻にはなれなかった事実を告白している。その後には不妊治療を受けていたと雑誌のインタビューで明かし、話している途中で言葉に詰まって泣き出してしまった。他方、聖心女子学院高等科時代をこんなふうに振り返っている。

〈単純に勉強が嫌いで、「学校に行きたくない」気持ちが強かっただけのような気がします〉(前掲書)

 進学した系列の専門学校ではサークル活動として東大の広告研究会に加入するも、そこでの役割は「飲み会要員」……。

週刊新潮 2018年4月5日号掲載

特集「散り際の『安倍昭恵』」より

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