“玄人”ばかりの2018年「新人女子アナ」 元乃木坂、芸能プロ出身…

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 世間では大卒者の就職内定率が過去最高である。それでも、民放キー局の女子アナが狭き門であることに変わりはない。気になるのは、カメラ写りが良すぎて初々しくない新人がやたらと目立つことだ。芸能プロ出身の彼女たちは、いかにして難関をくぐり抜けてきたのだろうか。

「民放キー局のアナウンサー志望者は、男女あわせて毎年5000人ほどが集まります。もっとも、その大半が“記念受験”で、本気で受かるとは思っていません」

 そう話すのは、都内の有名アナウンススクールの講師である。本気でアナウンサーを目指しているのは、200名前後だという。そこから晴れて局アナの肩書を手に入れられるのは10〜15名。女子アナはさらにその半分ほどだ。

 通常、局アナの採用にはカメラテストや面接を含めると、内定までに4〜5回の関門を突破しなければならない。

「女子アナの選考基準で大事なのは、滑舌、機転、そして万人から好かれる容姿です。有名大学のミスコン優勝者やファイナリストが有利なのは、そうした理由があるのです」(同)

 だがここ数年、女子アナへの「近道」が微妙に変わりつつあるという。もうじき発表になるが、民放キー局の新人女子アナの顔ぶれを見てみると、芸能活動経験者がずらり。

 日本テレビに内定した市來玲奈はご存じのように「乃木坂46」の元メンバー。「さざ波ラプソディー」など2本の映画でヒロインを演じている。もう1人の岩田絵里奈はミス慶応のファイナリストだったが、彼女も芸能プロダクション「スターダストプロモーション」に所属していた。

 また、フジテレビの井上清華は「NEWS ZERO」(日テレ系)のお天気コーナーを担当していたのでご記憶の向きも多いだろう。当時は、芸能事務所「スプラウト」の所属。また、TBSの良原安美(あみ)も「NEWS ZERO」のお天気コーナーを担当していたことがある。

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