大谷翔平、課題はメジャーの滑るボール 対戦相手から“棒球”指摘も…

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メジャーでもブレない庶民派

 そんな大谷の印象をさらに強めたのが、「車」を巡る一件だという。運転免許を持たない大谷は、いつも通訳の運転するレンタカーで移動している。前出の記者が続ける。

「キャンプの際、メジャーリーガーは、マイカーにせよ、レンタカーにせよ、それなりにいい車でやってくることが多いんです。ハマーとかベンツとかSUVのデカいのが駐車場に並ぶ。でも、大谷はヒュンダイのミッドサイズのセダン。実に庶民的で、余計な贅沢はしない、という心構えが伝わる。この辺りはメジャーに行ってもブレてないですよね」

 また、渡米前には、日本と食生活が大きく変わる点を懸念する声もあった。何しろ大谷は、「これまで目玉焼きくらいしか作ったことがない」と豪語するほど、自炊には縁遠かった人。日ハム時代は寮住まいだったからまだしも、メジャーでは生まれて初めての一人暮らしの身である。

 しかし、

「大谷は、日本の管理栄養士と契約し、毎食、事前に食事を携帯で撮影し、送っているとか。これで栄養管理をしているそうなので、それほど心配はいらないでしょう」(同)

 ちなみに、大谷はメジャー移籍を見据えてか、2年前、一家で個人会社を設立している。社名には大谷の実家の愛犬の名が冠されているが、昨年9月、この会社の代表取締役に父が就任。本格始動で、価値の高騰への“備え”も万全というワケなのだ。

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