「眞子さま」へ背伸びした「小室圭さん」の“身の丈” 高すぎたICUの学費

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早慶上智より…

 敏勝さんが亡くなった当時、圭少年は私立音楽大学の付属小学校に通う4年生だった。中学・高校は、都内にあるインターナショナルスクール一貫校に通学。ホームページによれば、こちらの入学金は中高とも30万円、授業料については年額それぞれ190万円、200万円となっている。ほか、諸経費も年額50万円ほどかかるという。

「敏勝さんの死後、ほどなくその父親、つまり圭君の祖父も世を去りました。これによって、敏勝さんの代わりに圭君が祖父の財産を『代襲相続』する流れとなったのです」(小室家関係者)

 夫の死後に支払われたであろう死亡保険金ともども、佳代さんは生活費や圭少年の学費に充当したはずで、インターナショナルスクールを卒業した圭少年は、ICUへと進学した。

 その数年前から母子と交流をもっていた先の山田さんは、ICU入学と前後して佳代さんと婚約。当時の彼女の収入について、

〈婚約した頃、佳代さんのパート収入は月12万円くらいで、遺族年金が月9万円ちょっとでした〉

 そう回想しており、直後から援助を始めている。

〈佳代さんに初めてお金を貸したのは10年11月。『ICUの入学金と授業料の支払いで苦しい』と言われ、銀行口座にまず45万円余りを振り込みました〉

 小室さんが眞子さまと出会ったのは12年6月。学内で開かれた留学に関する説明会においてであった。そこから交際はスタートし、眞子さまは9月から英国エジンバラ大学へ、小室さんも米国UCLAへと発った。この時、山田さんは佳代さんに「口座に200万円ないと大学が留学を認めない」と促され、そのまま振り込んでいる。

 そのICUは、入学金と授業料、施設料を合わせると初年度の納入金が約170万円。これは早慶上智の文系学部と比べ、およそ40万~50万円ほど高額である。

「交通の便も悪く、学生の3分の1は寮に入ります」

 とは、さる卒業生。小室さんもまた、寮生活を送っていたのだが、

「入寮時は5万6000円を支払い、他に寮費は年間で約50万円と、決して安くありません。学生はおもに首都圏出身で、裕福な家庭の子が多かったです」(同)

 また、小室さんが留学したUCLAについても、

「ICUの学費を払っていれば現地での学費は免除されますが、生活費がかさみます。UCLAの寮には自炊施設がなく、金銭的負担が大きい。大体1年で、最低でも200万円ほどの留学費用が必要です」(同)

 かように出費の絶えない学生生活こそ、すべての根源だったと言えよう。秋篠宮家に通じる人物が明かす。

「交際中からもっぱら眞子さまのお考えを尊重し、一切の口出しをなさらなかった秋篠宮殿下に倣い、紀子妃殿下もまた、ご意見を仰るのは慎んでこられました」

 それでも、

「妃殿下は当初から、収入などの点で小室さんを懐疑的にご覧になっていた。陛下の裁可を頂きながらも延期という事態を招いたことについてはお嘆きになりつつも、事実上の“破談”へのシナリオが整い始めたことで、ご安堵の様子も拝察されるのです」(同)

 裁可を頂いた以上、秋篠宮家から辞退を切り出すわけにはいかない。となれば、

「小室家側が現状を打破するため、借金問題の解決や小室さんの年収アップなどの方策を考えねばならないはずですが、そうした動きは一向に見えません」(同)

 ICUで「挑戦と戦略:アフリカ発展における日本」との卒論を著した小室さんは現在、国際弁護士を目指しパラリーガル職に勤しむ一方で一橋大学大学院に通う。学費は2年間で135万円、3月には修了見込みとのことだが、その国際企業戦略研究科で学んだ「経営法務」が、今後どう生かされるのかはいぜん不透明のまま。

 宮内庁担当記者が言う。

「11月には秋篠宮さまのお誕生日会見が行われます。我々はそこでご夫妻のご心境と合わせ『ご結婚延期の現状と今後の展望』について、お尋ねせざるを得ません」

 果たして、お二人の最終着地点は……。

週刊新潮 2018年3月8日号掲載

特集「『小室圭くん』を『眞子さま』に背伸びさせた『ICU』の高すぎる学費」

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