女優“花の95年組”に参戦 鶴瓶が絶賛する「森川葵」

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鶴瓶も誉める“カメレオン”ぶり

 幹部氏は続ける。

「もともとは雑誌『Seventeen』のモデル出身ですが、彼女はともかく上昇志向が強い。いい意味で“売れたがり”なんですよ。あの年代の子たちに比べてNGが少なく、これまでも映画『チョコリエッタ』では丸坊主になりましたし、ドラマ『監獄学園-プリズンスクール』では思いっきり“ベロチュー”。一方で清楚な役も演じられる。前クールの『A-Studio』ではアシスタントを務めていましたが、その肝の据わり具合やキャラの幅広さに笑福亭鶴瓶も絶賛していました」

“憑依型女優”や“カメレオン女優”と呼ばれる森川は、現在、ドラマ「明日の君がもっと好き」(テレビ朝日系)や「賭ケグルイ」(TBS)のほか、映画「嘘八百」にも出演中。いずれも脇役だが、鶴瓶師匠も誉めるだけに、やがて主演で大作も……?

「一応、昨年末に又吉直樹の脚本で話題になった『許さないという暴力について考えろ』というNHKドラマでは主演でしたが、これは1回放送の作品でした。彼女を例えるなら、“朝ドラの主役にはなれないが、2番手3番手で輝くタイプ”。ヘンな代表作を作ってしまう前に、演じ分けができる名脇役のセンで売っていくべきです。所属事務所がスターダストで大手だけに、むりやり主役級にねじ込むような売り方はやめてほしいですね」

 今年は、あと「リバーズ・エッジ」「OVER DRIVE」の2作の映画に出演する(それぞれ2月16日、6月1日公開予定)。こちらではどんな演技を見せるか。

週刊新潮WEB取材班

2018年2月10日掲載

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