芸人が大学受験に挑むワケ 今年は「田村淳」と「春日俊彰」

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人気者になった坂本ちゃんとケイコ先生

「めちゃ×2イケてるッ!」の場合は98年11月に広末涼子(37)が早大教育学部を自己推薦入試で合格したことも意識したようだ。他にも水道橋博士(55)と玉袋筋太郎(50)のコンビ、浅草キッドも99年に教育学部を受験して不合格となっている。こちらは受験当日の朝にラジオ番組が生中継などを行った。

 ちなみに浅草キッドは00年に慶応大学の通信教育課程に合格。入学式前にマスコミを笑わせていたところ、鳥居泰彦塾長(当時)から挨拶で「テレビカメラが来ていましたが、あくまでここは学問の場です」とお灸を据えられている。

 さらに水道橋博士は17年3月にも、なべやかん(47)と共に明治大学を受験すると宣言した。なべやかんと言えば、同大の替え玉受験問題で一躍有名になった。相当数の人々が“ネタ”と考えているようだが、果たして今年の受験会場に出現するのだろうか。

 ヒット企画として一世を風靡したのは「進ぬ!電波少年」(98〜02年/日テレ系列)の「電波少年的東大一直線」だ。お笑い芸人の坂本ちゃん(51)と、東大出身で家庭教師のケイコ先生(44/現・春野恵子)のコンビは大きな注目を集めた。

 結果はセンター試験の成績が振るわず、東大2次試験を断念。私立大学への受験に切り替えるが、慶応、早稲田、立教、法政などは不合格となる。それでも8大学に合格し、最終的には日大文理学部に進学する。だが芸能活動との両立が困難だったようで、中退という結果に終わっている。

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