細野豪志、統一会派頓挫で“お前のせい”の批判集中

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“モナ男騒動”から12年が経ち、今度のあだ名は“ウソ野豪志”だそう。希望の党と民進党の統一会派協議が頓挫し、細野豪志衆院議員(46)に批判が集中している。

 希望の党関係者の話。

「民進党サイドから、“衆院選で民進党議員を排除した細野を離党させること”が会派結成の条件とまで言われていました。そこで、玉木雄一郎代表始め、執行部から細野さんに“分党という手段がある”と、暗に離党を打診していたのです」

 民進党との交渉が大詰めとなっていた1月16日夜、細野氏を含む、希望の党結党メンバーの一部は港区内のホテルに集っていた。

「希望の党に残るか、分党するかの対応を話し合うはずだった。ところが、肝心要の細野さんがインフルエンザに罹ってしまった。ホテルには現れたものの、高熱で歩くこともままならず、早々に議員宿舎に引き揚げてしまったのです」(同)

 野党担当記者が言う。

「分党を勧めようとした議員がその後、いくら電話をしても繋がらない。政治部記者からの電話にも全く出ない。統一会派結成に向けた土壇場で、間が悪すぎると呆れられていました」

 すったもんだの末、残留することになったのだが、

「それが岡田克也さんら民進党議員に伝わり、“会派は破談だ!”となってしまいました」(同)

 希望の党のある議員は恨み骨髄だ。

「細野さんが党を辞めてさえいれば、この話し合いはまとまったのです。以前は“民進党と会派を組むなら党を出る”と息巻いていたものの、離党しても展望がないから、残らざるを得なかった。でも、残っても居場所はありません」

 アッチにもコッチにも嫌われて、八方美人と言われてた頃が懐かしい。

週刊新潮 2018年2月1日号掲載

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