「はれのひ」社長が熱唱していた“帰れない二人” 今後の処分は

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探しものは振袖だった「はれのひ」社長の井上陽水(下)

 成人式を前に“夜逃げ”した「はれのひ」(本社・横浜市)の篠崎洋一郎社長(55)は、依然として行方をくらましている。従業員への給与の支払もままならない経営状態にあった同社だが、篠崎社長はいつから逃げ出すことを画策していたのだろうか。

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 ここ10年来通い詰めていた横浜市内のカラオケ酒場に、篠崎社長が最後に訪れたのは昨年の10月のこと。その場には、妻子も伴っていたという。

「篠ちゃんはそのとき、“毎日、娘をお風呂に入れているんだ”と目を細め、どこかに逃げるような素振りも見せなかったのですが……」

 と、カラオケ酒場の馴染客が明かす。

「奥さんは黒髪を後ろで束ねていて、色白の美人。2人は15年11月に結婚したのですが、当時、篠ちゃんが53歳で奥さんが27歳。結婚披露宴は横浜だったけど、式はハワイで2人だけで挙げたそうです。結婚前にも何度か、篠ちゃんはここに奥さんを連れてきたことがあった。他の客からは“この男のどこがいいの!?”と、質問攻めでした。2人が知り合ったのは、奥さんが勤めていた川崎市内の居酒屋だと聞きました」

 結婚を機に、篠崎社長は横浜市内の家賃約20万円のマンションから、みなとみらいの高級タワーマンションに転居。そして、2人の間には昨年2月、女の子が生まれたという。

「結婚してから篠ちゃんがお店に来るのは、3、4カ月に1度の割合になりましたけど、それまでは週に1度は会社帰りに顔を見せる常連でした。お店は、お客がギターを弾きながら、好きな歌を歌えるシステム。篠ちゃんは恥ずかしがり屋で、1人でステージに上がろうとはせず、いつも誰かを誘い、十八番ばかり歌っていました」(同)

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