「国分太一」新番組がゴールデンへ? 総合演出は脱税の「前科者」だった

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「任せて大丈夫か」

 その新番組とは、昨年10月19日から深夜枠で放送が始まった「世界くらべてみたら」だ。国分とMCで初共演する渡辺直美が、世界各国の文化を紹介する内容だが、「ビビット」終了に合わせ、ゴールデンへの昇格が検討されているという。

 しかし、この新番組にも懸念があると指摘するのは、さる全国紙の放送記者だ。

「総合演出という番組のトップに就いたのは、業界でも曰くつきの男なんです」

 当時、この人物は番組制作会社の社長として、TBSの人気番組「ニンゲン観察バラエティ『モニタリング』」の総合演出を務めていたが、立場を悪用し架空の制作費をでっちあげ約7000万円を脱税。結果、2016年5月、東京地検特捜部に法人税法違反の罪で在宅起訴された過去を持つ。

「世間を騒がせるような不祥事を起こしたテレビマンは、大抵、地方局や通販番組の仕事しかやらせてもらえない。『脱税男』に任せて大丈夫かという声が方々から上がっているんです」(同)

 加えて、この記者はこんな憂慮を口にする。

「潔癖で知られるジャニーズは、前科者との共演は嫌がるというのが業界の常識です。スタッフとはいえ、TBSは過去に問題を起こした人物をわざわざ起用したことになりますからね。ゴールデン枠へ移行したことで視聴率にケチがついたらと考えると、末恐ろしいですよ」

 改めてTBSに聞くと、

「番組制作の過程については、従来お答えしておりません」(社長広報部)

 これでは流行病で寝込みたくもなるというものだ。

週刊新潮 2018年1月18日号掲載

ワイド特集「始末に困る人」

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