快速ボルトが「香川慎司」の同僚に? 入団テスト受けると英報道

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 陸上100メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルト(31)が、ドイツのサッカーチーム「ドルトムント」の入団テストを受ける、とイギリスメディアが報じた。

「ボルトのサッカー好きはつとに有名です」

 と大手紙デスクが語る。

「ボルトの祖国ジャマイカは1998年に一度だけW杯に出場しています。日本と対戦したのでご記憶の方もいるでしょう。そんな当時、ボルトはまだ陸上を本格的に始めておらず、生粋のサッカー少年でした」

現在のボルトは英マンチェスターUのファンで、陸上を極めてからも“サッカー選手になりたい”と公言しているのだとか。

 それにしても“ドルト”とは驚きだ。日本では香川真司(28)が所属していることでお馴染みだが、欧州随一の観客動員を誇り、実力もリーグ一、二を争うチームである。あまりに突拍子もない話に思えるのだが、

「実現可能性は高いです」

 と先のデスク。

「というのも、長年ボルトのスポンサーになっているプーマが、この話を強力に後押ししているのです」

 実は、ドルトもプーマとユニホーム契約を結んでいる。

「一般的にも、チームと選手が同じスポンサーだと契約がまとまりやすい。ボルトがドルトに入った場合も、かなりの金額がプーマからドルトそしてボルトに渡ることになるでしょう」

 それにしても、俊足なだけのボルトが一流サッカーチームで使い物になるのか。

「おそらく大勢が決した試合のラスト数分に、交代枠が残っていたら、ボルトを出すのでは。前線に大きくボールを蹴り出して、それをボルトが追いかける。点なんて入らなくても、これだけで観客が盛り上がること請け合いです。サッカーは、スポーツであると同時に興行でもあるのです」

 たしかに、香川のハットトリックなぞよりよほど大きなニュースになるだろう。

「ボルトは夢が実現し、ドルトは客が増える。ドルトもボルトもウィンウィンというわけ。むろん露出が増えるプーマも万々歳です」

 三方一両損ならぬ“三方一両得”というのだが……。

週刊新潮 2018年1月25日号掲載

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