「イチロー」に3つの選択肢 メジャーから朗報なし、日本復帰は

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 大谷翔平がめでたくメジャーデビューを飾る本年、はたしてこの大先輩――イチロー(44)はどうなるのか。

 メジャーリーグ研究家の友成那智氏曰く、

「マーリンズとの契約が満了しましたが、未だメジャー球団からのオファーがない状況です。開幕までにメジャー契約できる可能性は10%くらいでは?」

 では、もしこのままメジャーのオファーがなければ、イチローはどうなるのか。

「有力な選択肢は3つ」

 と大手紙デスクが語る。

「第1の選択肢は“マイナー契約”。招待選手として春季キャンプに帯同することが可能となりますが、イチローのプライドがそれを許すかどうか」

 現地紙が報じた“メキシカンリーグ”もその亜型。

「シーズンが始まると故障者が相次いで火の車になるメジャー球団が必ず出てきます。そのときお座敷が掛かるのが、メキシカンリーグ。ただし、給料は安く、環境も劣悪。ヒスパニック系以外の選手はマイナーよりきついかも」(同)

 ちなみに、代理人もメキシコ行きは否定している。

 では、第2の選択肢は?

「“浪人”です。マイナーやメキシカンリーグと違ってプライドが保たれるので、メジャー契約が取れない大物にありがちな選択肢。2012年の松井秀喜も、4月末にレイズに入団するまで浪人していました」(友成氏)

 そして、第3の選択肢が、

「ずばり“日本復帰”。昨年暮れ、故郷の愛知県で自らが主催した少年野球大会があり、小学生が“日本に戻る可能性は?”と質問。“メディアがいるから!”とはぐらかそうとしたイチローですが、結局“ゼロじゃない”と答えたのです。日本なら古巣オリックスはじめ、地元の中日、WBCを共に戦った王会長のソフトバンクなど引く手あまた。ただし、メジャー復帰の目は無くなりますが」(スポーツ紙メジャー担当記者)

 大谷との対決、見てみたいけどなぁ……。

週刊新潮 2018年1月18日号掲載

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