「宗教法人」課税で4兆円? 消費増税はまるごと不要に “学会さまさま”の非課税事情
「サラリーマン大増税」を嗤う人々(上)
先ごろ、2018年度税制改正の大綱が閣議決定された。年収850万円超で増税となり、たばこ税も8年ぶりに引き上げ。取れるところからかき集めようとの狙いは見え見えで、もはや嗤うしかないのだが、非課税に守られた「宗教法人」もまた笑いが止まらない。
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〈また搾り取られるのか〉
年末年始の寒空に、サラリーマンの怨嗟がこだまする。巷で850万円超といえば高給取りのカテゴリーに組み込まれようが、収入の多寡によらず、税金が増えて歓喜する人など世に存在しない。さる政治ジャーナリストが、こう代弁する。
「今回は、10月の総選挙圧勝の勢いで降ってわいた、あまりに安直な増税と言わざるを得ません。これまで同様、取りやすい人たち、表立って文句が言えそうにない所得層を狙い撃ちした格好で、いかにも役人の考えそうな手口です」
財務官僚らを小躍りさせたところで我々には一文の得もないのだが、政府は1月の通常国会で法案を提出、3月末までの成立を目指しているという。ちなみに、年収900万円の人は年間1万5000円、1000万円だと4万5000円の増税となるそうで、
「対象となるのは全国でおよそ230万人。この改正案が適用されれば、年間で約2600億円の増収が見込めます」(同)
加えて、愛煙家にも試練が訪れる。たばこは18年10月から段階的に増税。紙巻1本につき3円増税し、加熱式も紙巻の税額の7~9割が課される。さらに19年1月からは、観光振興の名目で一律1000円の「国際観光旅客税」、すなわち出国税を徴収する運びとなっているのだ。
ともあれ、お上の徴収に我々はなす術もなく、せいぜい愚策をせせら笑いながら唯々諾々と従うよりほかない。が、こうした折、全く別種の“笑み”をたたえている一団がいる――他ならぬ「宗教法人」がその面々である。
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