俳優・神木隆之介の「呪われた2017年問題」――僭越ながら“お祓い”をお勧め

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16年は“ラッキーボーイ”だったはずなのに……

 そもそも神木と言えば、真逆の“ラッキーボーイ”というイメージさえあった。特に声優として、16年、あのメガヒット作「君の名は。」(新海誠監督/東宝)で主演。約250億円の興行収入に大きな貢献を果たした。

 実は17年も神木は声優としてはヒット作に恵まれている。7月に公開された「メアリと魔女の花」(米林宏昌監督/東宝)で、主演の杉咲花(20)を助演として支えた。興行収入は約32億円に達している。

 ということで、トータル1勝4敗。気の早い向きは「声優専業にすればいいのでは?」と言うかもしれないが、それでは本人が納得しないだろう。何しろ、基本的には自分の責任ではないことばかりなのだ。不運としか言いようがない。そして業界で「悪運を呼ぶ男」などのレッテルが貼られるのだけは、何としても避けたいだろう。

 老子の言葉に「禍福之所倚、福禍之所伏(禍は福の倚る所、福は禍いの伏す所)」がある。「不運に幸運は寄り添い、幸運に不運が潜む」という意味だ。16年が幸運、17年が不運だったのだから、今年18年は幸運が訪れるかもしれない。

 今のところ公式サイトに18年の予定はアップされていない。とにもかくにも、事務所スタッフなど関係各位と共に、お祓いに行くのをお勧めしたい。「もうやりました」と言われたら、代案はないのだけれど……。

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週刊新潮WEB取材班

2018年1月13日掲載

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