日馬富士はアイスピックを握りしめ… 協会が“抹殺”しようとした「貴乃花報告書」の驚くべき内容

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日馬富士はアイスピックを握りしめた

「暴行を続ける日馬富士がアイスピックを持った時にようやく白鵬が止めに入った、と書かれているのです」

 と、先の支援者が明かす。

「誰だって、ケンカの最中に人が包丁を持ち出してきたら止めるでしょう。それは当たり前のことで、白鵬の行為は“暴行を制止した”とは言えない。だからこそ貴ノ岩は“誰も止めてくれなかった”と感じているわけです」

 相撲協会の最終報告書にもアイスピックは登場するが、“持ち出した事実は認められなかった”とされている。前出の貴乃花親方のタニマチによれば、

「私は12月19日の時点で、親方からアイスピックについて聞いていました。“日馬富士はカラオケのリモコンで貴ノ岩を殴っていたが、それが途中で手から落ちてしまった。で、興奮状態にあった日馬富士は近くにあったアイスピックを握りしめた”と……」

 では、貴乃花親方がこのタニマチに「告白」した事件の全貌とは如何なるものなのか。後編で順を追って貴乃花親方の証言を紹介していく。

(下)へつづく

週刊新潮 2018年1月4・11日号掲載

特集「腹を割って全本音4時間! 『貴乃花』が本誌に激白! 最凶の横綱『白鵬』の正体」より

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