紅白リハーサルで「坂本冬美vs.西野カナ」の“冷戦”がいきなり勃発した謎

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記者席から上がる疑問の声

「その側で西野カナさんが、ものすごくつまらなさそうにしているんです。しかも坂本さんは大勢の記者が見ているにもかかわらず、露骨と言っていいぐらいに背を向けていました。私ひとりの感想というわけではなく、記者席のあちらこちらから『西野カナが坂本冬美にいじめられてる……?』と心配する声が上がっていました」

 結局、西野はリハーサル中、一切周囲と会話ができなかった。空を見つめたり、爪をいじったりして時間を潰していく。明らかに異様な光景だったという。

 坂本冬美と西野カナの間に対立関係が成立したという事例は、例えば2016年のレコード大賞がある。12月30日に放送された「第58回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)で西野カナの「あなたの好きなところ」が大賞に選ばれたのだが、ノミネートされた10曲の中に坂本冬美の「女は抱かれて鮎になる」が入っていたのだ。

 とはいえ、ちょうど1年も前のことを意趣返しするとは考えにくい。そもそも、レコード大賞を取られたからと言って、紅白のリハーサルで意地悪をするというシナリオ自体が破綻している。

 結局、なぜ坂本が西野を“ハブ”にしたのかは、全く分からぬまま。もちろん大晦日では、2人ともそんな素振りは見せなかったが、記者の中には「坂本の睨みで、西野の輝きが消滅した」場面が、「本番を含めて最も印象に残った」という声もあるようだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年1月5日掲載

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