菅田将暉「報知」「日刊スポーツ」主演男優賞W受賞で“独り勝ち”の理由

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多彩な役柄を演じ分ける実力

 俳優の菅田将暉(24)が11月28日に「報知映画賞」、12月4日に「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」で主演男優賞をW受賞し、大きな話題になっている。

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 まずは対象4作品をご紹介しよう。トップバッターとして今年(2017年)1月に公開されたのは「キセキ―あの日のソビト―」(兼重淳監督)だ。GReeeeNの楽曲「キセキ」の誕生までの実話を元にした作品。松坂桃李(29)とのW主演だった。

 4月は人気コミックの映画化「帝一の國」(永井聡監督)、10月は寺山修二原作の「あゝ、荒野」(岸善幸監督)、11月は又吉直樹(37)の芥川賞受賞作を映画化した「火花」(板尾創路監督)――というラインナップになる

 役作りのため、髪型、髪の毛の色、体型を変化させることから、「カメレオン俳優」とも呼ばれる。上記の作品なら、「帝一の國」が優等生の高校生役だったため減量、ボクサー役の「あゝ、荒野」は逆に10キロ増量。幅広い作品で、多彩な役柄を見事に演じ分けたことが評価につながった。

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