大学は出るけれど「桐生祥秀」陸上部なき意外な“就職先”

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 小津安二郎監督が描いたのは、就職難で「人生の選択」に悩む学士サマの姿だが、来春に卒業する彼の場合はどうだろう。日本人初の男子100メートル9秒98を為し遂げた桐生祥秀(21)。明らかになったのは、陸上部なき意外な“就職先”だった。

 大学生活最後となった9月の日本学生陸上競技対校選手権で「10秒の壁」を打ち破った桐生は、まさに「今年の顔」である。

 年末恒例の新語・流行語大賞で特別賞を授かり、大手新聞社が主催する年間スポーツ大賞を総ざらい。...

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