トランプに拍手をもらった歌姫「ビバリー」

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 トランプ米大統領が「ドゥテルテ大統領とは偉大な関係にある」と首脳会談で自賛してみせたのは、この歌姫の妙(たえ)なるハイトーンに魅せられたせい?

 フィリピン出身の女性歌手ビバリーさん(23)が、首都マニラの「ASEAN設立50周年記念晩餐会」(11月12日)で自慢の歌声を披露、トランプさんも盛大な拍手を送ることに相成った。ビバリーさん、母国への凱旋公演は大成功。

 音楽関係者が語る。

「ビバリーの晩餐会への出演は、ドゥテルテ大統領直々の依頼だったと聞いています。彼女は少女時代から歌手を夢見て、フィリピンで高名な作曲家ベニー・サトルノ氏についてレッスンを受けています。“2オクターブの声域”が自慢」

 実はすでに日本デビューしていて今年1月1日の「爆笑ヒットパレード」(フジテレビ)に登場、人気沸騰中だったピコ太郎さんが紹介する形で舞台に上がる。

「俳優の小栗旬さんの主演ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の主題歌“I need your love”を歌って、圧倒的な歌唱力を初披露したのです」(同)

 5月にはデビューアルバムもリリースされ売れ行きも好調。トランプ大統領を始めとするお歴々を前に、ハイトーンを楽々とこなしたビバリーさん、ステージから下りて、

「今までにないくらい緊張しました。歌い終えても現実感がありません。とてもとてもファンタスティックな出来事。感激で言葉になりません」

 と、涙顔で語ったという。

「これからも、勉強に励み、歌い続けて、皆さまに御恩返しができたら」

 トランプさんで箔がついて、紅白歌合戦に……まさかね。

週刊新潮 2017年11月23日号掲載

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