「座間9遺体」容疑者が身を転じた風俗スカウト 搾取でトラブルも
学生時代は一貫して「目立たない奴」だった白石隆浩容疑者(27)。が、「夜の世界」に身を転じて以後は、“悪”の道にも手を染める。200万円を手にするために、女性をソープに“売った”のだ。
***
速報「勤務中に肋骨3本を折ったのに“1カ月で出社しろ”と…」 山崎製パンの“凄絶ブラック労働”の実態 「コロナにかかったのに強制出勤」も
速報「女がだまそうとして、それに引っかかっただけ」 新宿タワマン“メッタ刺し”事件、和久井容疑者の父が息子をかばい訴えたこと
白石容疑者は、少なくとも2年前からは、新宿に本拠を置くスカウト会社に籍を置いていた。街頭で“キャッチ”をしたり、あるいは、SNS上で募ったりして、風俗で働きたい女性を、店に紹介する……マンガ『新宿スワン』に描かれた世界に身を投じたのである。
「タカちゃんくらい優しいスカウトはいなかった」
と言うのは、昨年8月、白石容疑者に出会い系アプリ上でスカウトされた風俗嬢(23)。
「私は初めての風俗だったので、ソフトなサービスの店を紹介してくれましたし、1日の最低保証金も普通より全然高い額のところを見つけてくれた。だからその後もタカちゃんにお願いしていましたよ。今年に入って金沢のデリヘルを紹介してもらった時は毎日“そっち雪じゃない。暖かくしてね”などとLINEが来ました。私が気持ちが落ち込んで“死ぬ”と送ると、“死んじゃだめです”って」
[1/2ページ]