安室奈美恵、「離婚」「家族」の質問をシャットアウト “歌姫伝説”ビジネス

芸能週刊新潮 2017年11月16日号掲載

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 安室奈美恵(40)の引退表明を残念に思った人は、きっと多いに違いない。しかし、引退がビジネスになりすぎて、あまりに無体な規制をかけてくることを残念に思う人も、また多いというのである。

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 来年9月16日の引退まで、そして引退後も「伝説の歌姫」として稼ぎ続けるために、イメージを作り上げたい安室。SAMとの離婚や母親が殺されたことが、イメージの邪魔になるというのは、わからないではない。

 しかし、聞こえてくるのは「それにしても」という声。芸能記者が言うには、

「ある雑誌が取材を申し込むと所属するエイベックスから、結婚、離婚、出産、家族という言葉を並べて、プライベートには一切触れるな、という趣旨の文書が送られてきた。元事務所を彷彿させる言葉もダメ。だからその所属タレントの荻野目洋子に触れるのもNGだというんです」

 ある夕刊紙の芸能デスクに尋ねると、

「スポーツ6紙は音楽担当がいて、エイベックスから直接、そういう要請を受けている。夕刊紙は、書きすぎるとすぐに猛抗議が来るので、最初から自主規制して、今のところ抗議はきていない。そういう付き合いがない媒体に書面を送っているのでしょうね」

 だから、たとえば11月5日に日本テレビで放映された「独占密着・安室奈美恵!今の思いを語る!」も、プライベートには一切触れなかったが、なぜこうも神経質になるのか。エイベックス関係者が答える。

「安室に関しては、プライベートではなく、音楽を売る。だから、過去の出産や母親が亡くなった悲劇などの切り口は一切やめてください、と取材前に説明するのが通例です」

 その背景を、スポーツ紙の芸能デスクが説明する。

「安室は中等教育もまともに受けないまま、スーパーモンキーズの一員としてデビューし、最初はC級アイドルだったのが小室哲哉に救われ、安室ブームでここまできた。しかし、喋りがまったくできず、MCとしては使えない。だから歌姫として売ってきた」

 その結果生まれた“歌姫伝説”を極限まで膨らませ、引退ビジネスにつなげたい、というわけだ。

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