香取慎吾「仮装大賞」続投は欽ちゃん意向でも、日テレはジャニーズを“忖度”

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 元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が出演したAbemaTV「72時間ホンネテレビ」が累計視聴者数7400万 を超える大成功を収めたが、百戦錬磨のジャニーズ事務所 から独立した彼らにとってまだまだ安心は禁物だ。
※草なぎ剛の「なぎ」は弓へんに前の旧字体その下に刀(以下同)

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 3人は“クリエイティブな活動をしていく”と元SMAPチーフマネージャーの飯島三智が設立した新事務所「CULEN」の公式ページにはある。「72時間ホンネテレビ」では、今後は3人が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」(来年春公開予定)の製作に入るとも言っていた。

 となると、インターネット放送や劇場でなく、東京キー局の地上波で彼らの元気な姿が拝めるのは、稲垣の「ゴロウ・デラックス」(TBS系:木曜深夜0時58分)と、草なぎの「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系:金曜深夜0時50分)、ナレーションの「ブラタモリ」(NHK:土曜午後7時30分)、そして香取の「おじゃMAP!!」(フジテレビ系:水曜午後7時)のみで、これらは昨年末のSMAP解散以前から継続している番組だ。解散後の彼らを使うかどうか、キー局ではじめて判断を下したのは、誰のレギュラーもなかった日本テレビ。

 10月30日、日テレの定例会見が行われ、同局の福田博行編成局長から「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」の司会に萩本欽一(76)と香取の続投が発表された。単発とはいえ1979年から続く長寿番組であり、第1回から司会を続ける欽ちゃんに香取が加わったのは2002 年から。香取ファンの間では、ジャニーズを辞めて番組降板の可能性が報じられていただけに安堵の声が広がっている。

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