「清宮」だけじゃないドラフト注目選手 “未完の大器”吉住、“ヘンな人気”もある西川

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器量良し、東大生も

 モデルのようなルックスから、プロ入り後にモテモテになりそうなのが、西武2位の西川愛也(18)=外野手・花咲徳栄高=である。

 野球部の岩井隆監督の話。

「野球部だけでなく、文化部の生徒も周囲に集まってくる人気者です。恋愛に熱をあげる暇はなくとも、女性ファンはかなりいました」

 その人気のせいで、災難にも見舞われている。

「夏の甲子園予選の埼玉県大会期間中、寮の脱衣場から西川のユニフォームだけが盗まれました。そのとき、1年生が、不審な中年男性を目撃していて、西川にはヘンな人気もあるんだなと。笑い話では済まないんですが……」(同)

 頭脳に注目という面では、宮台康平(22)=投手・東大=が日ハムから7位指名を受けた。東大生のプロ入りは6人目だが、偏差値最高峰の法学部からは初めてだ。

 しかし、スポーツ紙デスクによれば、

「東大出で、成績らしい成績を残せたのは51年前、中日ドラゴンズに投手として入団した井手峻くらい。1年目に初勝利を収めたものの、故障もあって外野手に転向。それ以降、主に守備固めや代走として10年間在籍した。やはり、クレバーなだけでは活躍できません」

週刊新潮 2017年11月9日神帰月増大号掲載

特集「歓喜とため息の『ドラフト』人間ドラマ 母子家庭球児が『恩返し』の大量プロ入り! 『清宮』が唯一事前に面談しなかった『日ハム』裏事情」より

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