惨敗の小池百合子、選挙終盤で漏らしていた“理解できないことばかり”

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■涙声で愚痴も

 しかし、選挙の終盤、周囲にはこうこぼしていたという。

「もう理解できないことばかり……。とにかく投票日にどうなるのか、よ」

 小池氏と近しい政界関係者によれば、

「選挙前は、とにかくハイテンションで、“睡眠不足だわ”“でも集中して寝ているから大丈夫”などと。でも、だんだん周りが自分を利用しているとわかり、劣勢が明らかになってくると、悔しくてたまらない、という感じで涙声で愚痴ることもあった。ケンカ上手と言われて、過信したところもあったのかもしれません」

 結局、最後の方は何をやっても裏目。先の発言も、自らが状況をまったくコントロールできない有様に、つい口を突いてしまった“本音”だったのではなかろうか。

週刊新潮 2017年11月2日号掲載

特集「希望を惨敗させたたった1人の戦犯 これで『小池百合子』は終わったのか」より

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