見透かされた「小池百合子」の打算、最後の手札は“改憲協力”
流行(はや)りものからは距離を置き、群衆が蝟集(いしゅう)していれば傍(はた)から眺める。大人の作法である。ブームとなりつつあった「グリーンモンスター」に喝采を浴びせていた大衆も、さすがに冷静さを取り戻しつつあるようだ。
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「粛々と野党をやっていくしかなさそう。今、我々はそんな心境です」
こう溜め息をつくのは、希望の党のある公認候補だ。
「細野さん(豪志・元環境相)と若狭さん(勝・元自民党代議士)が主導権争いを繰り広げ、小池代表の『排除の論理』発言があり、結局彼女は出馬しない。我が党は勢いを失っています。何がなんでも自公を過半数割れに追い込まなければ展望は開けないのに、そんな気運は生まれていません。挙句、過半数が取れなかった場合の苦肉の策として『石破(茂・自民党元幹事長)首班指名』や大連立構想が、早々に漏れてしまった。これでは、戦う前から負けを前提にしているようなものです」
政治アナリストの伊藤惇夫氏は、世間に見透かされた小池氏のこの「打算」をこう評する。
「決戦の土俵に上がる前に入念に蹴手繰(けたぐ)りの練習をしているに等しい。しかも、それを砂かぶりでやっているからバレバレなんです」
実際、読売新聞が10月7、8日に行った世論調査では、総選挙での比例投票先は、自民党が32%だったのに対し希望の党は13%。前月28、29日の調査より希望の党は6ポイントも下げている。流行り廃(すた)りは世の常とはいえ、希望の党ブームは10日も持たなかったわけだ。
全国紙の政治部記者も、早くもこう「回顧」する。
「現状、希望の党の獲得議席は100から110程度と見られている。これは民進党が持っていた議席数に、20程度上積みするに過ぎず、自民党から石破さんたちを引っこ抜いて過半数を制するというレベルには到底達しません」
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