土屋太鳳に懸念される“映画病” 「青春映画女優」からの脱皮なるか

芸能週刊新潮 2017年10月5日号掲載

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 NHK朝ドラ「まれ」のヒロインを演じて以来、CMに映画にさらに活躍を広げる土屋太鳳(22)。ところが順風満帆に見える彼女がふと見せた言動から、あるビョーキに罹患していたことがわかっちゃって……。

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 それは9月18日のことだった。ロッテ「雪見だいふく」の新CM発表会に、商品をイメージした白い衣装で登場した土屋は、

「太鳳さんって身体柔らかいですよね。〆雪見ということで、〆を身体で表現してほしいのですが」

 などという司会者の無茶振りにも、笑顔で応えていた。ちなみに「〆雪見」とは、日々のちょっとした節目に雪見だいふくを食べよう、という提案だそうだが、ともかく“事件”は発表会の後半で勃発した。

「チョコパイの上に雪見だいふくを載せ、カスタードクリームをかけた土屋オリジナルのレシピを紹介する際、“雪見だいふく……あーっ、えっと、違う、えっと、雪見、もう1回行きます。私がアレンジさせていただいた新メニューは、雪見エッグベネディクトです”と、まさかの“テイク2”を要求してきたんです」

 と、居合わせた芸能記者は語るが、続いてさらに唖然とさせられたという。

「最後に司会者からメッセージを求められ、“ぜひぜひぜひ雪見だいふく、〆雪見だいふく……(司会のほうを見て)合ってますよね? 〆雪見だいふくで、違う。〆雪見で……あの(うつむいて笑いながら)混ざっちゃう、〆雪見で素敵な時間をすごしてください”と、何度も新CMのコンセプト“〆雪見”を間違えては、言い直したんです」

 記者は周囲と顔を見合わせ、こう結論づけたという。

「ありゃ、映画病だね」

 どんな病気なのか、さる芸能関係者が説くには、

「土屋は今、CM8本に出ていますが、テレビドラマは昨年4月期と10月期に出ただけで、活動の軸を映画に置いている。今年は3月公開の『PとJK』、6月公開の『兄に愛されすぎて困ってます』、9月公開の『トリガール!』、12月公開予定の『8年越しの花嫁』と4本で主演。来年も2本が公開予定です」

「飽きてしまう」

 で、映画病とは、

「同じシーンを何度も撮り直す映画の感覚に引っ張られている」(先の記者)

 というわけである。

 さて、ビョーキになるほど没頭している映画の出来について、映画評論家の北川れい子さんに尋ねると、

「『まれ』ではまじめな女優という印象でしたが、最近はマンガや小説など人気原作ありきの、チャラい女子高生などの役ばかり。どれも目と口を大きく開けてきょとんとした顔で大騒ぎで。うんざりですね」

 と、手厳しい。

「こうして悪意がなく、憎めないけど浮世離れしていて、人騒がせなチャラガールばかり演じていたら、観客も土屋に飽きてしまうと思う。実際、最新の『トリガール!』は週間観客動員数でトップテンに一度も入っていません。これでは若い才能が消耗してしまう危険性があります」

 だが土屋の名誉のために言えば、彼女、評判は悪くない。先の記者によれば、

「日本女子体育大学で舞踊学を専攻中で、根っからの体育会気質。誰にでもすぐ立ってお辞儀をする礼儀正しさがある。女優としてもクセがないのですが、“青春映画女優”から脱皮を図ろうとしても、その先には年下の広瀬すず(19)がいる。広瀬は女子高生役を演じつつも、是枝裕和監督の目に止まり、女優としての幅を広げています」

 ビョーキは、155センチと小柄な土屋が大きく脱皮する糧になるか?

ワイド特集「ショウほど素敵な商売はない」より