事実をねじ曲げ、議論のすり替え… 大嘘つき「豊田真由子」ファクトチェック

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さらなる「不都合な真実」

 その上で、回答書には「極論になるが、私にも娘がいるが」「あなたの娘だったら」と、政策秘書を“丁寧”に諭(さと)したかのようにも綴(つづ)られているが、音声データに残っている、豊田氏と政策秘書との実際のやり取りはこうだ。彼女が冷酷かつ下品な口調で、

「お前の娘が交通事故に遭って轢き殺されて死んでさ、轢くつもりはなかったんですって言われたら腹立たない?」

「おう、轢き殺されてさ、ねえ、殺すつもりはなかったんですと」

 こう告げたところ、政策秘書は、

「はい、分かります」

 と、言っている。いや、正確には言わされている。

 いずれにせよ、「極論になるが、私にも娘がいるが」「あなたの娘だったら」との言葉はどこにもない。

 さらに、豊田氏にとって「不都合な真実」は他にもある。会見では話題にならなかったが、やはり音声データとして残っていて、彼女が政策秘書に対して放った、

「頭がぐちゃぐちゃになって轢き殺されてみろ!!!」

 という別の暴言についても彼女は、

〈「頭がぐちゃぐちゃになって、轢き殺されてみろ」という発言もしておりません〉

 こう回答書で否定していた。一事が万事、こんな具合なのである。

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