“洗脳不倫”教授を放置… 女子学生の人生を狂わせた「慶応大学」の経営責任

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「洗脳」で女子大生を支配した「慶応大」ムスリム教授の不倫講座(3)

 慶応大学総合政策学部の奥田敦教授(57)による「洗脳」不倫。標的となってしまった同大2年生の斉藤菜穂さん(21)=仮名=の両親は、大学に相談するも、大学は見て見ぬふりの対応に終始する。

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 8月には両親と奥田教授の妻らによる菜穂さんの奪還劇が繰り広げられたが、以前に一度、両親が教授と話す機会があった。その際に奥田教授は“お嬢さんは重度の精神病”“妻と別れて結婚したい”などと述べる一方、“妻とも良好な関係”とも語ったという。

 同大でアラビア語などの講座をもち、自身もイスラム教徒である奥田教授に、菜穂さんの母親は「イスラム教は一夫多妻だとでも言いたいのか」と憤る。

 奥田教授は本当に一夫多妻を目指しているのか。だが、日本ムスリム協会の徳増公明会長は、

「たしかにムスリムは4人までの妻帯が認められていますが、日本で暮らす場合は日本の民法に従うのが原則だと思います」

 と言い、新井卓夫事務局長も継いで語る。

「それに浮気や不倫は大罪で、クルアーン(コーラン)に次ぐ第二の聖典ハディースには、既婚男性が未婚女性と不倫関係にあれば、男性には石打ち刑が、女性には鞭打ち刑が科せられる、との記載があります」

 さるイスラム関係者が補って言うには、

「石打ち刑とは、首から上が出るように地面に埋められ、投石して殺す残虐な刑罰。実際には法官の判断で刑が変わることがあり、かつてサウジの王子は不倫がバレて斬首されました」

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